結論からいうと
対象Googleアカウントの2段階認証を有効にして、アプリパスワードで認証させる。
理由
2014年夏ごろ、GmailはOAuth 2.0非対応のメーラーからの認証を「最新のセキュリティ標準を満たしていないアプリ」として拒否する仕様に変わったらしい。534-5.7.14は、
SMTP応答コード
534 認証メカニズムが弱すぎる
(引用:SMTP応答コード)
との事らしい。知らんけど。
解決策
- OAuth2.0対応のメーラーを使う
- 2段階認証を有効にしてアプリパスワードを使う
- 安全性の低いアプリのアクセスを許可する(非推奨)
実質的にRedmineでGmailを使う場合は2段階認証必須となっている。
これが、この記事を書いた直接の理由。
設定方法
まず、Gmailアカウントの2段階認証を有効にしてアプリパスワードを作る。手順は下記リンク
Googleアカウントヘルプ:アプリパスワードでログイン
アプリパスワードを取得したらredmineのconfiguration.ymlに次のように記述する。
default:
email_delivery:
delivery_method: :smtp
smtp_settings:
enable_starttls_auto: true
address: "smtp.gmail.com"
port: 587
domain: "smtp.gmail.com"
authentication: :plain
user_name: "アドレス@gmail.com"
password: "作成したアプリパスワード"
ここで、Bitnamiユーザーかつ、「正直、見様見真似でやっている。ぶっちゃけ右も左もよく解らない」というユーザーが注意すべきこと。
configuration.ymlにはじめから設定例が記述されているので、それに書き足しがちだが、設定例が多数コメントインしているので、上記設定だけを記述すること。
(ちなみに、本家Redmineではconfiguration.ymlが初期状態で存在せず、管理者が必要に応じて作成する。)
あとはapacheを再起動すればメールが正常に遅れているはず。少なくとも私の環境(Bitnami Redmine3.1)ではこれでOKだった。
参考までに、アプリパスワードが間違ってるとエラー応答コードが534-5.7.9になる(うろ覚え)
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